ユースベルグ男爵ニールセン家譜代の家臣。
代々文官として政務を輔弼してきた家系だったが、先代ユースベルグ男爵の苦境の折に従属聖印を貸与され、紋章官として従軍した。
降伏勧告・停戦交渉等を数多く成功させ、論旨が破綻しているにもかかわらず交渉をまとめあげることから「ユースベルグの妖刀」と渾名される。
現ユースベルグ男爵トレラント・ニールセンの妹であるイザベラがサンドルミア辺境伯家へ輿入れした際、従属聖印を奉還し、従者として付き従う。
やがてイザベラと辺境伯ノートンとの間に第一王女リュシア姫が誕生し、その傅役のひとりとなる。

そして現在。
丸々と肥え、眉をしかめてうろたえる姿に、かつての切れ者の名残は一抹もない。
姫に手玉に取られ、振り回され、「ご幼少のみぎりはあれほどお可愛らしくていらしたのに……」と涙する、忠義だけが取り柄のじいやである。

姫が物心付く前、老臣達で武勇伝を語って聞かせたところ「いまは”サンドルミアの養豚”だね！」と瞳を輝かせて言われたのがトラウマ。

――――――――――――――――――――――――（作成中）――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
話術3d+10　聖印知識3d+10　情報収集3d+9

羽ペンと朦朧毒は、姫を落ち延びさせる展開になったとき、姫が無茶しないよう眠らせるための小道具。
イクロに眠らせた姫を任せて落ちさせ、老文官ながらに殿を務めて討ち死にしたり、
味方に裏切られて「おのれ血迷うたか！」と罵った直後に射られたり、
時間稼ぎに偽りの投降を仕掛けて「卿らのような下衆に、姫様のご尊顔を拝ませるわけがなかろうが！」と呵々大笑して斬られたり、
事情を知りすぎてひっそりと刺殺されたり、
そういう最期が遂げられたらいいなあ（ﾁﾗｯﾁﾗｯ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□独自知識□□

<専門知識：外交>
　国際情勢、各国要人、地理関係等、外交に係る知識

<専門知識：航海>
　海図、操船、天文等、航海に係る知識