エグリノア大森林に投影された、自称・スーパーウルトラセクシィイケメンヒーロー。
サバイバルライフを満喫していたがいくら何でも異常すぎる事態に気付いてミスタリアへと赴く。
彼が超常の人間と判断され、領主であるクレアに目通りが叶った所以は
数十人からなる難民の暴徒集団を“ただ一人の死者を出すこともなく”鎮圧したという実績による。

くせっ毛の金髪と垂れ目気味の碧眼。　真紅のロングコートを纏った痩身の優男。
その左腕はサイバネ化された義手であり、内部に重火器が仕込まれている。

一般的に知られている蒼き星とは多少異なる世界線のところから投影されてきたらしく
随所を機械化され発光する衣服を身に纏うその姿は地球人から見ても奇異に映るかもしれない。
見目は悪くないが、冗談を好む不真面目な印象ととぼけたような笑顔から漂うムードは二枚目半。

内面としては超が付くほどのお人好しで、困っている人を放っておくことができない。
それが女の子であればなおさらであり、むしろ勝手に行動する。
平和を愛し不殺を誓い、誰も傷付かないならそれが一番だとする穏やかな気質はともすれば
事なかれ主義であるようにも見えるが、いざとなれば覚悟を決める激しさもちゃんと持っている。

嘘か真か、いくつもの世界で召喚あるいは投影を受けてきた“次元渡り”であるといい
今回の一件においても慣れたものと言わんばかりに状況の理解と適応を示している。
また、何らかの目的を達成することで自分は元の世界に帰還することが出来ると信じており
投影された際には各国のロードに積極的に協力していく姿勢を見せている。



謎の男。　その正体は、かつて愛する人と生き別れた未来人である。
空間転移システムの暴走事故により恋人は次元を彷徨う存在となり、彼も迷いなくその後を追った。
赤い服を着るのは、目立って噂になれば何処かに居る彼女に届くかもしれないという思いから。
いくつもの世界と気の遠くなるような時間の中を流離い、数多の修羅場をくぐり弛まぬ研鑽を重ね
彼の身には超人的なガン・テクニックとサバイバビリティ……そして、無数の傷痕が残った。
自らを異境の漂泊者と知る、それゆえに、誰も愛さず、誰も殺さず。
飄々とした態度も人を煙に巻くようなジョークも、言うなれば他人と自分を隔てるための壁なのだ。

セットアップ：イマジナリーシフト(6)
イニシアチブ：イマジナリーブレイブ(0)　【HP】と【MP】を[<意志>レベルx2]d天回復する。　1シーン1回。
攻撃：射撃二刀流(5)　射程：1~2Sq　対象：単体　判定：3d6+8+3-2　ダメージ：3d6+49(アディショナルシュート(7)で+2d6+12)
攻撃：軽機関銃　射程：1~3Sq(未移動で+1Sq)　対象：単体(マイナー使用で範囲1)　判定：3d6+8+3-4　ダメージ：3d6+31
回避：前転回避(2)　判定：3d6+11
ダメージロール直後：無色の盾(15)　ダメージ軽減：3d6+10(ラウンド・シーン1回)