容姿
人並み外れた巨躯に加え、鬣の如き赤毛の奥には獣じみた三白眼を備える威圧感の溢れる存在。　顔が怖い。
重厚な鎧に身を包み毛皮の外套を翻し、巨馬に跨り戦場を馳せる姿は威風堂々として王たる気品に満ちる。

性格
朴訥で誠実、不屈の精神を持つ高潔な人物であり、人当たりも丁寧で物腰柔らかいが顔で損をするタイプ。
加えて不器用で、世間慣れしていなかったり少し抜けたところがあったり、お人好しが過ぎることもある。
また、その物静かで厳つい外見に反して内面は意外なほど繊細で感情豊か。
心労で胃に穴が開くほど思い悩んだり、友や仲間を傷付けられれば静かに、そして激しく怒ったりもする。

経歴
聖印の力を己が拳に宿し戦う“グローサベイア流拳討術”を揮う、巨漢の君主。
愛馬と心を交わし、その躍動と波長を合わせて放たれる拳撃は強大な衝撃波を伴う。

幼少の折、戦火に故郷を焼かれてただ一人生き残り、それを哀れんだ領主に養子として引き取られる。
武の才を見出され戦場を駆けるも、大敗を喫し、主君も師である義父も枕を並べて皆討ち死にとなり、一家離散。
その後、功を上げ君主として名を立てたこともあったが、隣国の謀略に遭い失脚、またも流浪の身となる。
故郷を失い、家柄を失い、臣民を失い、それでもなお彼は何度も何度も立ち上がってきたのだ。

その他
技名を叫んでから殴るマン。　少年漫画の登場人物なイメージ。　具体的にはきれいなラオウ。