◆容姿
細身の体で、白銀の髪と不自然なほどに赤い瞳をもつ。
フードとスカーフで頭部をほとんど隠しており、普段は目しか見えない。
魔法を使用すると、瞳は赤く輝き瞳孔は縦に伸び、血の臭いが僅かに漂い始める。

◆性格
気が付いたらいつのまにかいるタイプ。本人曰く、礼儀作法をわきまえてる。
しかし、口調が変になったり、言葉の途中で口汚い言葉が入ったりと、わざとやってるのではと思うほどに安定していない。
常に他人を立てるかのように、一歩引いた立ち居地にいたがる。自身の事を化物と呼び、自身の事をどう思われようが我関せず、といった具合。
香水を常に携帯しており、何かニオイが気になった時、特に血のニオイを嗅ぐとすぐに香水を使用するクセがある。

◆因縁
　○マリファナ　関係：忠誠　感情：好奇心／可能性
　「私の主様です。いじるとかわいいですが、やりすぎると泣き出すので自重してますイエス」

　○フリッツ　関係：仕事　好奇心／友情
　「傭兵のアーティスト様です。戦闘中はものすごい気迫を感じますハッピーバースデイ。マリファナ様も彼女のようになってほしいものです」

　○アシュレイ　関係：仕事　好奇心／感服
　「指揮に長けたロード様です。是非ともマリファナ様と仲良くなってもらいたいのですが、フリッツ様とデキてると私の勘が告げてますグッドナイト」

　○ヴォルフェ　関係：　　　好奇心／感服
　「野性味溢れるアーティスト様です。敵とあらば喰らい付くそのスタイルはまさに感服の一言。ぜひ一度、今まで食べたものを教えてもらいたいフライハイ」

◆経歴
契約魔法師として、面白そうと思った君主に転々と仕えてきたサモナーの女性。
独特の口調と態度から、実力こそあれど君主側が長続きせずに転々としている。
本人は任期満了だったのでというが、その口調で心が折れたとか、その素顔を見たからなどと噂されている。

アカデミー時代から黙々と打ち込む優良生徒ではあったのだが、当時から顔は隠していたためやはり嫉妬や軽蔑、あらぬ噂話が周囲に溢れていた。
噂もいろいろで入学当初から混沌や投影体に対する知識を持っていたとか、既に召喚魔法を幾らか使えたとか、更には闇魔術師と接点を持っていた等・・・
最も、本人はそれを聞かれても「それが本当だったら・・・どうする？」と薄ら笑いを浮かべながらそれ以上言わないので、実態は不明。
ただ闇魔術師に対して好奇心を持っている事だけは昔も今も変わらないようで、そればかりかある程度のコネクションもあるとすら言われている。もちろん、本人は薄ら笑いではぐらかす。

行動理念は今も昔も好奇心。面白そうと思えばその場に現れる。
知る事が大好きと言うが、それは果たして魔術の知識か、それとも彼女自身が何者か自分で知るためか。
問題の答えはまだ見えず、異界を知ればこそ見えてくるのでは。それを求めて、今日も異界の者とともに道を行く。