歌って踊れる妖怪です。
曲目（妖術）：
　破壊のラプソディ（直接攻撃系／エネルギー＝音）／カノン砲
　偽りの記憶（記憶操作）
　踊り子の歌（踊り）
　子守唄（誘眠）

【三行】
　人から生まれた元人間。本物の戸籍あり。
　元気いっぱいの笑顔で、地元の納豆CMからデビューしたご当地アイドルである。
　人間の姿は黒髪ロングの美少女。妖怪変身したら、ゆるふわ金髪で碧眼のアイドルスター、歌って踊れる妖怪である。衣装はTPOに合わせて変えられる。

【性格】
　明るく豊かな表情の高校生。
　普段は眼鏡っ子。
　納豆が好き。
　　「このねば付き！この中々切れぬ糸！混ぜれば混ぜるほど美味しくなって！これこそ、人の繋がりの強さを表してる食べ物です！ ねばっ☆」

【背景】
　初音花暖は、元々は人間である。黒髪黒目の代わり映えのない日本人だ。だった。
　彼女は気がついたら妖怪だった。何故、妖怪になったのかは分からない。
　隔世遺伝にしてはミーハー過ぎる。皆の思いから生まれたにしては人間の子だった。

　アイドル活動をしていた彼女は、生命を狙われた。
　当然だ。見る者にとっては、彼女のオーラが人間ではないことを示していたのだから。
　生命を狙われたというのは少し語弊がある。
　邪悪な妖怪ネットワークに引き込まれそうになった、と言ったほうが正しい。

　身の回りで不思議な事件が起こり始め、身の危険を感じた頃に、やまんばの目に彼女がとまった。
　彼女の身の回りで起こる不思議な出来事の一部（例えば、夜な夜な世のオヤジ共を眠らせて回るという睡眠オヤジ狩り）は、
　妖怪として覚醒したばかりの抑制の効かない彼女の仕業だった。記憶の不一致も手間を焼くことになったが。

　ともかくも、そうした中で、彼女を狙う妖怪を、やまんばの面々が退治して、彼女自身も自身が妖怪であるということを自覚した。せざるを得なかった。

　一つの事件が解決し、
　妖怪として覚醒したばかりのご当地アイドルが、やまんばネットワークに加わることとなる。

【その他】
　アイドルとしての通名は「かのんちゃん」で通ってる。
　が、眼鏡ｘ納豆というCMの１シーンから、「めがねばっ子」という、アイドルとしては不名誉な呼び方をされることがある。