【容姿】
・通り名：レイネ・シュヴァリエ
・ 本名：ダリア・カトレーイヤ
・身長：165㎝
・体重：内緒
・瞳： 碧
・髪の色：金
・家族構成：なし

【身体的特徴】
金色の、背中ほどの長さまである髪の毛をまとめている。
普段は鎧で隠されているが、それなりに女性らしいやわらかな体つきではある。
顔立ちや姿勢は凛としたもので、ある程度整っている。
丁寧な言葉づかい、穏やかな口調、柔らかな声音で話す。

【性格の特徴】
真面目かつ誠実。冷静かつ慎重に行動を行おうとする。他者を助けることを優先として考える。
ただし、柔軟な思考も持ち合わせている。
勝負事には手を抜かず、正々堂々と刃を交えようとする。
が、必要な時には非情な決断を下すことに躊躇いを感じない部分もある。

名乗っている名前は、何代か前の先祖の名前であり、偽名。
本名は語らず、もちろん、ソレが偽名であることも語らない。

【生い立ち】
生まれはある国の名門貴族、すなわち、君主の子として生を受けた。
父母、上に兄が2人、弟が1人という家族構成であった。
年は離れていたものの、兄弟仲はよく、全ては順風満帆に見えた。
しかし、そんな日々は突然終わりを告げる。

次兄の謀反である。鎮圧されたものの、父母と兄2人を失う結果となった。
父母と兄2人を失い、残った継承権のある者は弟と自分である。
本来なら、男子である弟に継がせるべきであるが、弟はまだ当時幼かったため、一切の執政を取り仕切った。
幸い、それ相応の教育は受けていたため、弟が立派に育つまでのつなぎくらいは務めることができた。

ただ、問題が発生したのである。彼女は立派に名代を務め上げた、立派すぎるほど。
このまま彼女が国に残れば、彼女の意思とは関係なく、また、新たな戦乱を呼ぶ火種となりかねなかったのである。
ゆえに、彼女は弟と話し合った結果、内密に国を出た。別人の身分証明書をもらって。
ほんとうなら聖印も置いていきたかったが、弟に断固拒否されたため、コレはあきらめた。

こうして名前も国も地位も名誉もすべて捨て去った彼女は晴れて自由の身となったのである。