【容姿】
・名前：ステラ・エスペラント
・身長：150㎝
・体重：秘密
・瞳： 紫
・髪の色：黒
・家族構成：なし

【身体的特徴】
黒い腰まである長い髪の毛をまとめている。
丸い紫の瞳を持つが、前髪を伸ばしていいるのと
加えてフードをかぶっているため、その目はほとんど見えない。
背が低く細身ではあるが、女性らしい丸みを帯び始めている体つきである。

【性格の特徴】
気弱。よく泣く(ただし人前では絶対泣かない)。対人恐怖症気味。
緊張しやすく、話すときに少しどもる。
人と話すことが苦手であるが、必要があれば話はする。
生い立ちゆえか、人に見られたり注目されることが苦手。
しかし、生来の性質であるのか、生い立ちが関係しているのか
困っている人間は放っておけないため、注目されることもしばしばある。
趣味は絵を描くこと。普通の人よりはわかりやすく絵を描くこともある。
絵を見られた場合、動揺する。

【生い立ち】
ステラ・エスペラントの生い立ちは孤独という言葉がよく似合うと言えよう。

生まれは平凡な家に見えたが、実際はそうでもない。
物心ついたころには母親しかおらず、しかし、その母親からはおおよそ愛情とは反対の感情を向けられて育った。
いわく、その目の色と目元が、彼女と彼女の母親を捨てた父親に大変よく似ている、そうだ。
だが、それだけだったら、まだ、よかっただろうが、彼女にはもう一つ特徴があった。

人が何かをしようとすると、その未来が見えるのである。
それが時空魔法と呼ばれるモノの才の片りんであったことを知ったのは少し後だった。
幼い少女はソレを知らず、親切心で、それを忠告する。それは当たり、一度目は感謝される。
しかし、それが二度、三度、四度と続くと……過ぎたるはなお及ばざるがごとし。
いつしか彼女は化け物と、気味が悪いと言われるようになった。

そんな彼女を持て余した母親が、学院からの使いに、預けることを即答したのは想像に難くない。

かくして彼女は学院に入学することになった、が。
そのころには、ある意味手遅れという状態ではあった。
人が怖いのである。緊張して、上手く話せず、いつも浮いていた。
加えて、生来の性質のためか勉学は好きだったため、優秀な正式をおさめてはいた、が。
よくできる、できすぎるとソレは羨望と同時に嫉妬の視線をあびることとなる。
おかげで、注目されることが嫌いになった。

そんな彼女の様子を見て、学院の講師は次第に彼女をもてあましはじめ、そして、結果的に、学長に彼女は預けられることとなった。
おかげで彼女の魔法の才能だけはぐんぐんと伸びた。が、変わらず人間不信のままであった。
もう一人の直弟子とは違い、真面目なのはよいことだが、年頃の女の子ならばもう少し…と、思った学長は、彼女に外へ行くようにと指示を出す。
少々荒療治にはなるが、下手をすれば、ここでこのまま研究室で一生を終えそうな彼女を心配したためである。

かくして、彼女は、師匠の指示の元、しばらく、色々なものを見聞するという名目で、外に出たのであった。


【メモ】

【成長記録】