3行説明
・ヒーローになれちゃったヒーロー大好きな少年。
・黒衣の騎士と言う外見だけど、背は思ったより高くない。
・純粋火力役。ただし燃費はレイヤー/ヒロイックにしては悪い。

名乗り：ロラン
本名：ロラン・ブランシャール　/　Roland・Blanchard
身長：157㎝　体重：52㎏
肌色：白い肌。　
髪色： 少し癖っ毛な黒い髪。後ろ髪が長く、結んでいる
目の色： 黒。ちょっと内向的なイメージが沸く
外見：黒き槍、黒きマントのサーコートに顔の上半分を覆う銀の仮面をつけた少年。邪紋は背中から顔かけてあり、露出している頬に見て取れる
一人称：僕
性格/本質：良い子。真面目。正義漢。仮面付けてる間はｷﾘﾘ　/　悪い意味でもまっすぐ。規則に従順。独善的な部分もある。仮面外すとややおどおど
好み/苦手：英雄譚。林檎。　/　同年代の女の子。野菜類。
趣味：イメージトレーニング(という名のなりきり)。
秘密：

過去
　"ファーストロード"レオンと共に混沌爆発期を駆け抜けた、数多くの従属聖印を得た若い騎士たちの1人である、"レオンの槍"と呼ばれる仮面の騎士ロラン・ローゼンクランツの家系。
　しかし、そのローゼンクランツの家名は、放蕩世代が続いたため屋敷ごと売却され、家宝もすべて差し押さえられる。
　ロランはローゼンクランツ家の後に、旧家名を名乗ったブランシャール家の第三子であり、長兄次兄とは父親が違った。ロランの父は名うての邪紋使いであったが、子供が出来たと知ると戦場に戻っていったらしい。腫れ物を触るような扱いを受けつつも、待遇に不備はなく、長兄次兄との仲も良くなかったロランは、本の世界に友を求めた。
　ロランが好きなのはご先祖の冒険譚、活躍譚であり、仮面の騎士の話は、暗唱できるくらいに読み込むほど、熱中しており、夢の中ではいつもロランは仮面の騎士だった。
　クレストやアーティスト、メイジの冒険譚も読み込み、様々な知識を得るとともに、1つの願望が心の中に出来上がる。自分もいつか、ロードになって仮面の騎士のように様々な人を守り。たくさんの投写体を倒すのだと。と言う、空想好きの少年らしい願望が。

　彼の望みは似て異なる方法によって実現する。
　彼の住む街の近くに、魔境が発生したのだ。ロランは興味津々といった様子で、見に行ってしまう。それが間違いだったのか幸運だったのか、まだ彼の中では答えは出ていない。
　魔境に近づきすぎてしまい、そこから放射されている混沌に触れてしまったのだ。それだけでも常人ならば引き込まれ、死んでしまうところだったが、
ロランは酩酊感を感じる程度で済み、もっと触れたくなった。放射される混沌に触れるたびに、ロランの身体には混沌が馴染んで行った。魔境を進み続け、
ロランの意思と関係なく進んで行った結果、たどり着いたのは最奥であり、丸い黒い球体…本能的に今まで触れてきたどの混沌よりも強いものだと分かった。
ロランはためらいなくその球体に手を触れた。どんな刺激よりも、それはロランを刺激した。
　次に気が付くと魔境の外であった。ロランの身体には邪紋が刻まれ、ロランは邪紋使いとなっていた。未だ知らぬ父と同じ生き方。自分が望んでいたものと近くて全く違う力。しかし、それは彼が一番得意な事でもあった。そう、なりきる。仮面の騎士を想像し、自らに投写する事。彼自身になりきることである。
　家に戻り、しばらくしてから、旅に出るように言われた。やんわりと追い出されたのだが、ロランは気が付くはずもなく。その間に彼はただ、彼なりに自分の目標を見出した。
　仮面の騎士、ローゼンクランツの家名を買い戻すことと。彼の武具・防具を買い戻すこと。折角得た力なら、彼がしたように人々助けるために戦おうと。
　そうすれば、きっと自分は誰かの仮面の騎士になれると信じて、彼の装備に似せた武具・防具を身に着けて、ロランは今日も駆けるのだ。

ロラン・ローゼンクランツ(聖印知識判定:12)
　"ファーストロード"レオンから聖印を借り受けた騎士たちの1人。ブランシャール家に残る伝記によれば、立派な英雄である。
だが、市井でも知られているロラン・ローゼンクランツは、騎士列伝の中の最終巻『その他の騎士の巻』にまとめられている存在であり、つまるところドマイナーヒーローである。