濃紫の髪を非常に簡素に切りそろえたショートヘア―の女性。
目はやや釣り目で険しくなりがちだが、表情はコロコロと変わりやすい。

「大河の歴史を知るべし。」の家訓を持つ、時空魔法を操るメイジをアカデミーへと何人も輩出する名家ペペ。
彼女はその出身であり、アカデミーも無事優秀な成績で幼年で卒業する。
歴史の流れを教え、国を正しく動かす事。それを求められるまま注力していたが。
市井の人間と触れ合う内に大義の名の元の犠牲というものを目の当たりにしていく内に認識を改める。
大勢の流れを見る事のみでは、今を生きる人間を激流から救えない。そう思うようになってからは
魔法師としての仕事を政治補助から混沌災害の鎮圧等の生活に根付いたものを執り行うようになる。
その才を政にあまり使われない事を惜しまれており、仕事も奔走続きで忙しいが、本人は満足そうである。