◆容姿
髪は金髪のセミロング(普段は束ねて髪留めで止めている)で瞳の色は緑色。
細身だが、鍛えられるべきところはしっかり鍛えられている。
プロポーションについては標準下、といった所。時々、鏡を見て一喜一憂する。

◆因縁
○シルト・ディフェンサ　関係：仲間　因縁：同士／劣等感

○セナ＝アルデル　関係：仲間　因縁：親近感／劣等感

○シオウ　関係：仲間　因縁：同士／同情(頭的な意味で)

◆性格
常に民の事を第一に己に厳しく、を心がける。・・・心がけようと努力してる。
優れた見本であれ、と品行方正で礼儀正しく、それでいて質素倹約を心がける。お菓子やキレイな装飾品への誘惑との戦いは終わらない。
が、何か面倒事が起きると動かずにはいられない。腹芸なんかは苦手で直情的。良く言えば隠し事や卑怯な手は使わない。悪く言えばまだまだ子供。

◆経歴
ある国の貴族の一人娘として生まれる。
父は従属聖印を与えられるほど王から信頼され、国民からも愛されていた。
父は彼女にとって尊敬し、愛する自慢の父親であり彼女の目標であった。
いずれは立派な騎士として父のように王、そして次世代の王に仕える事が彼女の夢となった。

その日を夢に、父を師として彼女は剣の技を磨いた。
女の体では父のような重く荒々しい剣技は使えない事はお互いわかっていた。それでも彼女はその技を磨こうと努力した。
そして努力の末に、身につけた『重く荒々しい』剣技を昇華させ、女の体に合った『速く鋭い』必殺の剣技を身につけた。

しかしある日。彼女のいた国は崩壊した。
突然の混沌災害に見舞われた国は、僅かな時間で崩壊への道をたどった。
王の死を聖印の異変で悟った父は、他の聖印を与えられた者達を集め王に代わり生まれた魔境を平定しようとした。
父の後を追おうとする彼女を止めた父は、自らの聖印を娘に託して国を飲み込んだ魔境の中へと消えた。
そしてついに彼らは戻らず、かつての国はひとつの魔境となった。

国と仕えるべき王は滅び、行き場を失った彼女。
聖印の力を発揮する機会もなく、彼女は同盟と連合との境界付近にある村に行き着いた。
投影体の被害に怯える村を救うため、彼女はその身一つで投影体に挑んだ。
武器もない彼女が投影体に対する勝算は無かった。それでも彼女は聖印として託された誇りにかけて挑んだ。
その時、彼女の頭上に一体の龍が現れる。名を問う龍に彼女は答えた。誇り高きヴァイスハイト家の娘だ、と。
龍はその名を聞くと、ひとつの剣を与えた。その剣は父の誇りと名誉、戦いの記憶でもあった。
その剣を持ち父によって磨かれ、自ら編み出した剣技をもって彼女は投影体に勝利した。
彼女が龍に感謝の言葉をかけると、龍は彼女にひとつの余興を提案をした。託された聖印と剣をもってその誇りを世界に示してみせよ、と。

村に戻った彼女は父から託された聖印を、そして龍からもたらされた父の剣『シャイネンブリッツ』を天高く掲げた。
誇りを取り戻すため。そしてその誇りを世界に示すために。