【容姿】
肩ほどまである黄金の髪に、黒い瞳を持つ偉丈夫。

【性格】
豪放磊落。傲岸不遜。退かぬ、媚びぬ、省みぬ、帝王三原則を第一とする信条の持ち主。

【背景】
戦場で武勲を成し、騎士として取り立てられた家の五人目の男子として生まれる。
騎士というよりは武人に近い父には何人もの妻がおり、その最後の妻を母に持つ。
表向きは平等に愛されているが、もっとも若く美しい最後の妻を特に可愛がる父に、他の妻たちは嫉妬。
さらに自分の子に跡を継がせようと必死なこともあり、陰湿かつ苛烈ないじめが始まってしまう。
あの手この手を使った嫌がらせから、健気に自分を庇う母の姿に、彼はある決意を固める。

数年後、半ば無理やりに初陣として参戦した戦にて、敵国の大将軍への奇襲を敢行。
見事これを成し遂げ、兄弟たちには並ぶべくもない武勲を立て凱旋。自らの継承権の正当さを主張する。
何よりも結果を優先する彼の父は、その功績を評価。《クレスト》の継承と自らの名の一部を与え、彼を君主として認めた。

しかし当然の如く他の妻たち、兄弟たちの不満を呼び、やがて彼と兄弟たちとで領内を二分する争いに発展してしまう。
かねてより基盤のある兄弟側が有利とされていたが、同じ故郷を持つ兵士たちの士気の低さ、そして有力な貴族たちが様子見を決め込んだことで戦況は膠着。
彼としては退屈な時間だったと感想を述べる一族会議の末、再び武勲を示したものを次代の君主として認めることが決定。
振り出しに戻った継承争いだったが、彼の興味は既にちっぽけな己の領地には向いていなかった。

天下を見据える彼の心には、少年の頃と変わらぬ決意と野望が燃えている。


命中3ｄ+5　疾風剣時3ｄ+9
強化の印+2

合計　3ｄ+11

ダメージ
通常　　　　3ｄ+14
疾風剣　 +5ｄ
重撃　　 +5ｄ
振りかぶり　　 +10

合計　　　13ｄ+24