髪の色：プラチナブロンド
髪型　：短く刈り上げてる
瞳の色：黒
・普段は漆黒の全身鎧に身を包んでいる。
・フリートは前領主である騎士の姓。家名なしよりはマシだろうと名乗っている。


・経歴
　母は捕虜だったが、今はいない。物心がついたときの最初の記憶が、牢の中でやせ細り、動かなくなった母の姿だ。
　兵士として育てられた。体格もよく、力もあるため、前線の兵士としてよく連れ出されていた。
　そのうち、母にあの仕打ちを行ったのは領主である騎士だと知った。規模の小さな混沌を治めるときは兵士の数も数人となり、その中には自分が入っている。騎士は暴君と呼ぶべき人物であり、彼の死を嘆く者はいない。もはや母に対しては何の感情も抱いていないが、背中を押すのには役に立つ。
　躊躇う理由は無かった。

　村人や兵士は、自分に宿った聖印を見ても何の反応も示さなかった。今を生きるだけしかできない彼らにとって、領主が代わることにさしたる意味は無い。騎士は天涯孤独であり、復讐者が現れることもなかった。
　今思えば、この村で真に生きていたのは騎士一人であったのだろう。それも、もういない。


・目的：虚無を埋める。
　ロードとは聖印を強大にすることを求めるらしい。身体だけは動くのだから、動くべきだろう。
　また、母が捕虜の身となった原因は別にいるらしい。自らの現状と彼の者を思えば、死に絶えそうな心も少しばかり動き出す。
・禁忌：偽名（偽名を名乗らない）
　ロードとなったと同時に一人の人間となった、なってしまった。
　心がついてこなくとも、一人の人間として、自分を偽るべきではない。たとえ器だけの存在であってもだ。
・経歴表：暴君
　自分を指す言葉ではなく、ロードを指す言葉である。
　少なくとも自分の村では、ロードとは全て暴君のことなのだ。善道を進む君主は御伽噺の中だけの存在である。
　自分がそれを目指す必要はないが。



セッションログ
46：河はただ流れる（経験点:27、カウント:1000）
　PC：ミラルカ、エルシア
　　蛙退治だ、土地に住み着いた蛇神が封印（もどき）されたことが原因のようだ。
　　人知を超えし蛇神に出会ったが、特に感慨は無い。