11月12月

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1月2月

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手に入れた平和への鍵、マリーネクライシェ。
愛しい友人はまだ生きていた、いや、生き返せる可能性があった！その喜びに震えるペトルーシュカ。
しかし同時にこうも思った。とてつもない爆弾ではないか？っと。
連合へと差し出せばマリーネはそのまま殺されるか、利用される。
独断で治療を施せば反乱分子か、同盟への鞍替えかと思われる
条約へと協力を求めれば今までの仲間が敵になりオゼールは緩衝地帯から最前線となる。
いや、そもそもこの仮死状態をどうやって治療できる！？
できる高名な治療師を探す？ばれないように…！？
決断を降す時だ、地位か、友人か、理想か・・・。

グランクレスト戦記　ファイナルシーズン　新世界に至れ　第二話　正義の行方

己の信念、クレストに灯せ！
英雄よ、混沌を沈め、皇帝へ至れ！


ペトラ　因縁　マリーネ・クライシェ

友人が生きている、いや、生き返せる可能性があるのは素直に嬉しい。
だけど今は部下がいる、仲間がいる、自分はオゼールを差配するロードなのだ。
自分の我が儘だけで皆を危険にさらすことはできない。
決めなければならない、自分の道を・・・。

ウィル　アレクシス・ドゥーセ

マリーネ・クライシェという爆弾をクーデから受け取ってしまったペトラ。
これからどうする？どこに知られてもとてつもない騒ぎになることは確実。
誰に付くか、どうするか、なんにしても味方を増やさなければならない・・・
周辺のどのロードたち話を持っていき誰を味方につけるべきか。
そんなことを思案していたらクーデがある提案をしてきた。
『アレクシス・ドゥーセを早急に連れ出すべきなのでは？これで連合・同盟へ大義名分ができるはず』。
確かに言うとおりだがそれは世界を敵に回しかねない。いったいどうしたらいいのやら・・・。

レーリル　『剛槍』のジェラルド

レーリルに元雇い主で隣国の領主であるジェラルドが訪ねてきた。
彼とはそれなりに付き合いが長い。
ディゼニスにやられた後に彼に助けられてずっと雇われていた。命を救われた事すらある。
ペトラやウィルとは折り合いは悪いが間違ないなく豪傑と言える人物だ。
そんな彼が世間話と契約が終わり次第戻ってこないか？っという話を振っていたが何かをしきりに気にしている。

「なあ、マリーネ・クライシェが生きてたって噂聞いたんだが本当か？」

いったいどこから漏れた？
いや、一つしか心当たりはない、だがどう誤魔化せばいいんだ？