ネルファの併合の後始末を終えて一息ついたカイナ。
ついに四組に淘汰されいよいよ決戦間近になってきていた。
そんなおり突如蛮族の大侵攻に晒される。
他の三人の君主の軍を合わせた数よりも多い蛮族軍!
絶体絶命の危機にその時アウダクスは!
唸れ、剣よ!快刀乱麻に蛮族を討て!
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
蛮族は暗黒騎士団であった。
誤報に安堵するも突如残った4人のロードに召集が下る。
暗黒騎士団に護衛された筆頭魔術師が持ってきた厄介事。
初めて顔を合わせる君主たち。
その時、何を思うか。
グランクレスト 箱庭戦記譚 第三話『覇権』 思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから
『人間は皆ロードなんだよ!何かが欲しくて争い続けてるんだ!』
『人は秩序によって管理されてこそ繁栄が約束される!』
『やれやれ、なんで酒でも飲んでのんびり出来ないのかねぇ…』
PC1:アウダクス 『暗黒騎士』カーラ
暗黒騎士カーラの仲介で集まった君主たち。
そこでは他の君主たちが火花を散らしていた(一名除く)
そんな中カーラは貴方に
「答えは出たかしら?この先惰性で戦うような半端は許されないわよ?」
自分に示せるだろうか?集う旗を?
PC2:アウロラ 『守護者』ガイウス・シュミット
ガイウス・シュミットという男を知っている。
彼はロードとして大きな汚名を負いながらもそれでも強く正しくあろうとした人物だ。
弱者の救済を謳い罵声や侮辱にも負けず戦い続けていた。
そんな彼は今は自分の主君と戦うことになるロードとして目の前に現れた。
「久しいな、アウロラ。お前はなんのために戦ってる?金か?男か?もし平和を願うなら俺に力を貸してくれないか?」
相変らずの傲慢さだが正しくはある。
PC3:トーフウ 『マダオ』マティス・アワノカミ
マティス・アワノカミという男を知っている。
酒場で酔っ払い、ツケを払い忘れて土下座して見逃してもらっていた人物だ。
情けない姿だけ見ていたが時折鋭いこと言ったりしていた記憶がある。
そんな彼は自分の主君と戦うことになるロードとして目の前に現れた。
「あれ、トーフウ。久しぶり。またお酒でも飲む?」
やる気の「や」の字も感じないが何か琴線に触れる気がする
PC4:オーガン 『小覇王』ユリウス・マイトレア
ユリウス・マイトレアという人物を知っている。
傭兵として彼の父に雇われたとき彼は使い捨て同然の戦いを強いられていた。
それでも強く、ただ強く何かを求めて戦い抜いていた。
そんな彼は自分の主君と戦うことになるロードとして目の前に現れた。
「オーガンか。久しぶりだね。英傑の彫像でも私の領土で彫らないかい?」
相変らず覇気の強い男だ。