【トレイラー】
普遍的な日常、繰り返されるルーチンワーク。
そんな、日々の娯楽の一つとして異世界ものの小説を読むことが、
あなたの楽しみの一つです。
異世界に転生した主人公が魔術を使い、超人的な力を振るい、多くの仲間を集め、時に旅をし、時に悪を討つ。
そんな、快活な活劇にあなたは心踊らせる。
しかし、その平穏は突如助けを求める声により選択を迫られます。
「誰か!誰か助けて!」
目の前に現れる光の壁、そこから剣戟の音、怒号、悲鳴が聞こえる。
助けを求める女性は、泣き叫んでいる。
自分に一体何ができるというのか?
今の自分には何の武器も持っていないし、特別な力もない。
しかし、あなたが戸惑っていると徐々に光は淡くなっていく。
このままでは、消えてしまう。あなたは誰に説明されるでもなくそう思った。
時間は残されていない。
無謀、希望、蛮勇、英雄・・・異世界。
幾つもの複雑な思いがあなたの心を巡った。
そして・・・
《光の壁に飛び込みますか?【YES】⇔【NO】》