全４、５話予定。
GM固定、PCが二人（ベルンハルト、ジーグルト）固定。残り枠二人を新規募集。
ランフォード・キャンペーンに一度目を通しておくことをほぼ必須条件とします。

伝助
http://densuke.biz/list?cd=sMBM4F4EEBSuzKBc
Pass：2234

あらすじ
　ランフォード伯ベルンハルト・ラトレイユの元に届けられた知らせ。
　ヴァンベルグ候アントニア・フラメルが交渉を求めているという、そして、少数の精鋭兵と"護衛"と称し、既に強引にランフォードへと入国したというものだった。
　更に、対峙したアントニア・フラメルの提案は、ベルンハルトの認識さえをも逸脱していた。
　「ベルンハルト・ラトレイユ、お前という功績を持って、俺は教会に凱旋し、然る後に生臭な神官共を糾弾する。───選べ！　俺と共に戦うか、それとも剣を交えるか！」
　手と、剣。同時に差し出されたもの。手を取れば、聖印教会の全てが敵となり、剣を取れば、僅か一年の期間でヴァンベルグ候を完璧に倒さねばならない。
　若き覇王はその宿命により、次の戦いを強いられる。それが、自らの望みであったとしても──────



【ハンドアウト】

ベルンハルト用ハンドアウト
　因縁：アントニア・フラメル
　　　　推奨感情　メイン：任意　サブ：任意
　ヴァンベルグ候アントニア・フラメルの見据える先は、やはりというべきか君と同じ場所であった。しかしその情報は君の予想を大きく上回っていた。
　「聖印教会はお前を神の敵として定めた。一年後、聖印教会の全てが我が領土に集結し、１００人を犠牲に１人を殺せば完勝する戦いを始めよう」
　ヴァンベルグ候より提示された道筋は二つ。一つは神にのみ頭を垂れて、ヴァンベルグ候と共に、聖印教会の汚点を全て刷新する道。
　もう一つは、一年以内にヴァンベルグ侯爵領を滅ぼし、その全てを取り込むことで聖印教会が付け入る隙を無くす道。
　「今すぐ選べ、お前の時間は少ないぞ」君は選択を迫られる。


ジーグルト用ハンドアウト
　因縁：流れの聖印教会君主の女性
　　　　推奨感情　メイン：好意　サブ：任意
　現状での医者不足は深刻だ。王妃クレアの尽力とエリュエス・クレインの治療技術によって、長期的に見れば解決の目処が立っている。しかし実際問題として、辺境の村では死傷者・病死者を止められない。
　そんな時期、君が仕事で立ち寄った村で、村人たちの治療に尽力する流れの君主を見た。
　村人から感謝される中、彼女は自分が聖印教会の君主であり、領主であるベルンハルトには黙っていて欲しいことを告げる。
　村人はその言葉に頷いた、さて、君はどうしようか。


エリュエス用ハンドアウト
　因縁：魔法師協会
　　　　推奨感情　メイン：同士　サブ：任意
　エーラムの魔法師協会より、君に極秘の任務が言い渡された。
　ヴァンベルグによって奪われた、エーラム技術の完全な破壊だ。詳細は不明らしいが、かなり都合の悪い代物らしい。
　技術の流出を嫌う君を筆頭として、オラルドを除く他の魔法師全てにも通達されている。協会からもエージェントが送られ、君主の怒りを買ってしまった際の逃走手段も用意された。それだけ本気なのだろう。
　君は君の信念に従い、行動を開始する。


フィリス用ハンドアウト
　因縁：グライフ・アルティナス
　　　　推奨感情　メイン：好奇心　サブ：任意
　君にとって親しい知人となってしまっているグライフから、内容の伏せられた極秘の指令が下された。
　ランフォードに赴き、表向きは直轄の魔法師となり、筆頭魔法師エリュエス・クレインの極秘任務の為に力を尽くすことである。
　報酬が、彼の持つ邪眼の秘儀となれば、用意されたレールに飛び乗るのも悪くは無い。飽きたのであれば、途中で降りればいいのだから。


ゼラム用ハンドアウト
　因縁：ベルンハルト・ラトレイユ
　　　　推奨感情　メイン：任意　サブ：任意
　ランフォードの商人たちは、誰もがランフォード伯ベルンハルト・ラトレイユとの明確なコネクションを持っていない。君もその一人だ。
　ランフォードの中で、君主に頼らずとも一定の富を得ている君達でさえ、今やランフォード伯を無視してこれ以上の大きな商売は不可能だ。
　君たちは、君を筆頭とした大商会連合を作り、君自身を家臣団の末席に放り込むことでコネクションを作ることを決意した。
　特に利用できそうなのは、隣国ヴァンベルグがエーラムより超技術を奪ったという話である。信憑性もあるらしい。
　この手札を切るタイミングは慎重に、あわよくば全てを掠め取ることを思いながら、君はラトレイユの門戸を叩いた。